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本庶教授の基金設立、ノーベル賞賞金原資に、若手研究者を支援

京都大学は3日、ノーベル生理学・医学賞を受賞する本庶佑特別教授の名前を冠した研究支援基金を設立したと発表した。同賞の賞金を主な原資に、本庶氏の成果を抗がん剤として商品化した製薬企業からの特許料収入なども充てる。若手研究者の独立した自由な研究活動を支援する。

基金名は「本庶佑有志基金」で、本庶氏の座右の銘「有志竟成(ゆうしきょうせい)」から名付けた。若手研究者の人材育成のため、長期にわたる給与と研究費を支援することが目的だ。京大は「高い理想を持って研究者を目指す若手人材に対し、安定した地位と研究資金を提供できるような助成を行う」と説明している。

本庶氏は10日にスウェーデン・ストックホルムで開かれるノーベル賞の授賞式に出席。賞金として450万クローナ(約5650万円)を受け取る。本庶氏はこれまで賞金を原資として基金を設立する考えを示していた。

本庶氏の基礎研究をもとに、小野薬品工業と米ブリストル・マイヤーズスクイブが共同でがん免疫薬「オプジーボ」を開発している。同種の抗がん剤の売り上げが年数兆円に達するとの予想もあり、本庶氏は得られる特許料収入も含めて「数百億~1000億円規模の基金にしたい」としている。

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2021年のノーベル賞発表は10月4日の生理学・医学賞からスタート。5日に物理学賞、6日に化学賞、7日に文学賞、8日に平和賞、11日に経済学賞と続きます。

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