2019年6月27日(木)

トルコ、インフレ改善 11月21.6%

2018/12/3 20:47
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【イスタンブール=佐野彰洋】トルコ統計局は3日、11月の消費者物価指数(CPI)が前年同月に比べ21.6%上がったと発表した。前月の25.2%から大きく低下した。インフレの改善は3月以来8カ月ぶりとなった。政府の減税措置や値下げキャンペーン、原油相場の下落が効いたもようだ。

トルコ中央銀行は10月末に従来の予測を大幅に上方修正し、2018年末のCPI伸び率を23.5%とした。中銀の見通す水準を下回って着地する可能性がある。

ただ、年末には自動車や家具などを対象とした減税措置の期限が切れ、年明けには最低賃金の引き上げが行われる。3月31日の統一地方選に向けてエルドアン政権が財政支出を拡大する懸念もある。

トルコ在住米国人牧師の拘束問題を巡る米国との対立から、トルコでは8月に通貨リラが急落した。輸入物価の上昇で急落前に15%台だったCPIは約10ポイント跳ね上がった。10月に牧師の帰国が実現し、リラの対ドル相場は急落前の水準に戻したが、年初との比較では依然3割近く安い。

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