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ショートからロングまで賢いコースの攻め方(6)

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2018/12/24 6:30
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 今やオモシロ解説で大人気の「屋根裏のプロゴルファー」こと、タケ小山プロ。トーナメントの解説だけでなく、プレーのほうでも日本シニアオープンに出場するなど活躍している。そんなタケさんが我々アマチュアのためにホール攻略法を教えてくれた。屋根裏からの特別レッスン、ためになるだけでなく、楽しさ満載だ。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.40」から)
 パー5の「賢い」3打目が100切りを実現。パー5を攻略するとよいことが起こる

パー72がゴルフ場の基本設計となっているのはご存じですよね。そのほとんどのコースはパー3が4つ、パー5が4つ、パー4が10ホール。すべてのホールをパーよりも2打多いダブルボギーで回ったなら、「2打×18ホール+パー72=108」となります。そして、煩悩の数でもあるこの「108」がゴルファーにとってのマジックナンバーになるのです。

「100切り」という言葉をよく耳にしますが、「108」から9打を引けば「99」、90台のスコアをマークできるわけです。見えましたね、「100切り」トンネルの向こう側が! そうです。パー3とパー5をボギーペースで回れれば100切りを可能にしてくれるのです。

「パー3とパー5をボギーペースで回れれば100切りを可能にしてくれる」とタケ小山プロ

「パー3とパー5をボギーペースで回れれば100切りを可能にしてくれる」とタケ小山プロ

「のりしろのあるパー5」でスコアをまとめることの大切さをお教えしましたが、ここでは実践的なお話をしましょう。

パー5ではまず、距離は無視していただきます。徹底的にフェアウエーをとらえる、キープすることを最優先してプレーしましょう。タケ小山の願いもむなしく、残念ながらティーショットがフェアウエーへ行かなかったら……。嘆く必要はありません。安心してください。そんなことは想定済みです。大切なのはOBや池などの「ファウル」を打たないことで、十分挽回できますからね。このときに重要なのは、3打目を打ちやすい場所へ運ぶことなのです。

打ちやすい場所とはどこか。ゴルフ場設計には基本コンセプトが必ず存在し、距離が出る人にはパー5を2打で狙わせてご褒美とミスを誘うモノ(報酬と危険)と、距離の出ない人には3打目をここから打ちなさいと示唆している場所が存在しているのです。

それがグリーン面の入り口である花道であり、その場所を向いているケースがほとんどです。「ここに打ちなさい」と野球の投球の女房役であるキャッチャーのように待ち構えているようにみえる。それが、3打目を打つ場所なのです。そこへボールを運ぶことが、パー5を攻略する鍵になるのです。

もしその場所がわからない場合は、距離を選択しましょう。この場合の距離とは、3打目が自分の「得意の距離」になる地点に運ぶということです。いつも行く練習場に80ヤードの看板があり、アプローチウエッジでいつもその距離は打っているんだ、この距離なら誰にも負けない自信があるというような距離を残せばいいのです。グリーンへ近づけようと闇雲に2打目を放ち、中途半端な、得意でもない距離の3打目を残すのはいただけませんぞ。

キャディーさんに「グリーンまで80、90、100ヤードの距離を残すには、あと何ヤード打てばいいですか」と尋ねられるようになると免許皆伝ですね。100切りは時間の問題になります。

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