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副島延一氏、欲をかき形勢逆転
市場経済研究所代表 鍋島高明

2018/12/15 5:30
情報元
日本経済新聞 電子版
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大正初め、大隈内閣時代の出来事である。東京株式市場で人気株といえば東株、鐘紡に次いで日本石油株の人気が高かった。その日石株も長引く不況のあおりで滞貨を抱えて気息えんえん、株価が100円割れに沈むありさま。その安値に目を付けたのが丸一印の東株仲買人副島延一である。副島は日石側と連係しながら買い出動する。

「会社筋と策応して買い方に回り、防戦かたがた一大思惑を計画したところ、この思惑が言うことをきい…

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