2019年5月26日(日)

「意識低かった」と岐阜市 施設で発生の豚コレラ検証

2018/12/3 11:29 (2018/12/4 0:27更新)
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岐阜市は3日、市畜産センター公園での豚コレラ発生に関し「市、指定管理者ともに、飼養衛生管理を行わなければならないという意識が低く、運営管理の役割が不明確だった」とする中間報告を発表した。

岐阜市豚コレラ防疫対策本部会議に出席した柴橋正直市長(3日午前、岐阜市役所)=共同

報告で市は、豚舎ごとに専用の衣服などを複数用意、使用すべきだったのに徹底せず、重機の洗浄を実施しないこともあるなどウイルス対策が不十分だったとした。対応マニュアルもなく、「管理者が対策を行うと考えていた」と説明した。

県、公園3~10キロ圏の搬出制限解除

一方、岐阜県は豚での新たな感染はないとして4日、公園から半径3~10キロで豚などを飼育する8施設に圏外へ豚などを運び出せないようにした搬出制限を解除した。8施設のうち養豚業を営む6農場には検査で異常がないことを条件に先月23日から豚の出荷は認めていた。

解除でふんや飼料なども運び出せるようになり、県が設置した4カ所の消毒ポイントも閉鎖。3キロ圏内で豚を動かすことを禁じた移動制限は15日午前0時に解除する。

豚コレラは9月に市内の養豚場での発生が判明し、その後、野生イノシシの感染確認が相次いだ。畜産公園では先月16日に感染が確定し、農林水産省の調査で飼養衛生管理基準を守っていなかった疑いがあることが指摘された。

柴橋正直市長は「同じような失敗が起きないよう周知徹底をしていきたい」と話した。

〔共同〕

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