2018年12月19日(水)

東南アジアPMI、3カ月ぶり上昇 11月50.4 輸出はふるわず

貿易摩擦
東南アジア
2018/12/3 9:30
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【香港=木原雄士】日本経済新聞社が3日発表した11月の東南アジア諸国連合(ASEAN)製造業PMI(購買担当者景気指数)は50.4となり、前月より0.6ポイント上昇した。新規受注と生産が改善し、3カ月ぶりに上昇した。輸出の先行指標となる新規輸出受注はふるわず、4カ月続けて50の節目を下回った。

中国からの生産シフトが期待できるベトナムは好調(ホーチミン市の港)=ロイター

PMIは50を上回ると景気が上向き、50を割り込むと下向きの兆候とされる。対象7カ国のうちベトナム、フィリピン、ミャンマー、インドネシアの4カ国は50を上回った。米中貿易戦争を受けて中国からの生産シフトが進むとみられるベトナムは56.5で、7年半ぶりの高い水準だった。

ASEANのPMIは10月に節目の50を下回ったが、ふたたび緩やかな拡大基調に戻った。新規受注が前月比1.2ポイント上昇の50.1と好調で、生産も拡大した。原材料コスト高にもいったん歯止めがかかった国が多い。

もっとも、景況感の拡大が続くかどうかは不透明だ。IHSマークイットのエコノミスト、デビッド・オーウェン氏は「PMIの伸びは年初に比べて弱く、受注の拡大もわずかだ」と指摘する。

PMIは英金融情報・調査会社のIHSマークイットが算出し、日本を含むアジア14カ国・地域について「日経PMI」の名称で公表している。

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