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26歳今平 小さな賞金王 巧みな技術でハンデ克服

2018/12/2 20:41
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今季の賞金王となり、ボードを掲げる今平周吾(2日、東京よみうりCC)=共同

今季の賞金王となり、ボードを掲げる今平周吾(2日、東京よみうりCC)=共同

今平は同組の小平が64の猛攻で逆転優勝へと突き進む、米ツアー仕込みの攻めのゴルフを目の当たりにした。「勝負どころで強いな、と思った」

年間1勝での賞金王は42年ぶりの珍事。すべてに秀でた「万能ゴルフ」をいかにして勝負強さへと昇華させるか、日本人では石川(18歳)、松山英樹(21歳)に次ぎ3番目に若い賞金王にとっての課題は明白だ。喜びの第一声の前に「賞金王にふさわしいゴルファーになれるよう頑張る」と一層の努力を誓った。

石川が15歳でプロの試合を勝って世の話題をさらったのが2007年。松山も出場していた翌年の日本ジュニアを埼玉栄高1年で制した。高校を中退、渡米してIMGアカデミーで2年間腕を磨き、帰国後にプロ転向。14年に下部ツアーの賞金王、15年の初シード獲得を経て成長曲線は常に右肩上がりだ。

「賞金王といってイメージするのは(01、03年の)伊沢利光さん」。理想に近い、軸がぶれないスイングをシーズン通して持続した。トップ10フィニッシュ(マッチプレー含む)は14回。2年前まで腰痛に苦しんだ時期もあったが、今季初めて渡辺研太トレーナーと年間契約を結び、故障のない体づくりを学んだ。肩甲骨、股関節の可動域を広げ、スイングをより大きく、速く、日々改善に努め、身長165センチのツアー史上一番小柄な賞金王が誕生した。「背が低いのをハンデととらえたこともあったが、ゴルフでは克服できる」

バーディー率1位で平均ストロークはただ一人の60台(69.92)をマーク。平均パット数1位と、パッティングがスコアメークの原動力となっているところに、海外で通用する能力の高さを感じさせる。ニッポンの賞金王で来年の全英オープンは切符を確保。熱望するマスターズ出場へ、世界ランク50位圏突入も間近だ。(串田孝義)

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