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ショートからロングまで賢いコースの攻め方(3)

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2018/12/12 6:30
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 今やオモシロ解説で大人気の「屋根裏のプロゴルファー」こと、タケ小山プロ。トーナメントの解説だけでなく、プレーのほうでも日本シニアオープンに出場するなど活躍している。そんなタケさんが我々アマチュアのためにホール攻略法を教えてくれた。屋根裏からの特別レッスン、ためになるだけでなく、楽しさ満載だ。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.40」から)
 パー3のホールでのティーグラウンドの「賢い使い方」

ゴルフ場の開場年によって、ティーグラウンド(正しくはティーインググラウンド)の形状がかなり違うのをご存じでしたか。昭和30年代から40年代の、いわゆる高度成長期に建設されたゴルフ場のほとんどは、排水設備が完全ではない状態でつくられています。したがってティーグラウンドは、前方から後方へかなりの傾斜がついているのです。

開場後、半世紀以上もの月日がたったゴルフ場のティーグラウンドは、真ん中が高くなった「おまんじゅう型」になっているケースが少なくありません。

プレーヤーが唯一、打つ場所を選べるところが18カ所あります、それがティーグラウンドですよね。自分の持ち球とくせ球を理解してティーアップする場所を探し出すことが、ティーグラウンド上で行うべき大切な作業であることは言うまでもありません。意識して有効かつ丁寧に「賢い」ティーアップをするようにしてください。

自分の持ち球とくせ球を理解してティーアップする場所を探し出すことが大切な作業

自分の持ち球とくせ球を理解してティーアップする場所を探し出すことが大切な作業

「賢い」ティーアップの本題はここからです。自分の飛距離が理解できていることを前提にお話ししますが、「中間の距離」という、くせ者が存在するのもゴルフなのです。

たとえば、8番アイアンのフルショット飛距離が130ヤード、9番アイアンのそれが120ヤードだとします。では125ヤードのパー3ホールならどんなクラブで、どう打ちますか?

これはプロゴルファーも悩む「ビトゥイン・クラブ(間のクラブ)」となるわけです。強めに打つのか、弱めに打つのか、フック系の球筋のボールを打って距離を少し稼ぐのか、スライス系の球筋で意図的に距離を落とすのか、風に乗せるのか、風に逆らわせるのか。これだけでも6通りのショットバリエーションが思い浮かべられるわけです。

また、ティーグラウンドでは2クラブレングスの範囲内でショット(ティーアップ)位置を選べるわけですから、距離を選択できる無数の状況があることを理解してほしいのです。安易に弱めに打ってとか、強く打ってなどと考え、そのように打っている人はベストスコアをたたき出すことは決してできませんぞ!

もう1つはティーマーカー。いろいろな形で楽しませてくれるティーマーカーですが、これを使わない手はありません。ティーグラウンド上に設置された左右にあるこの物体を、ボール(ティーアップ)の前方、あるいは右や左に位置するようにするのか。それによってスイングの軌道が変わるのです。

どうしても左にいかせたくないならば、右ティーマークの左後方にボールをセットすればスイングは右前方にあるティーマークに当たらないように左へアウトサイド・インに振ることになり、スライスボールになるのです。

左ティーマークの右後方にボールをセットしたなら、ティーマークにクラブヘッドが当たらないように振るため、インサイド・アウトのスイング軌道になり、フックボールが飛び出す。右に曲げたくない場合に有効となります。

このようにボールの打ち出しをティーマーカーで矯正してしまうのも、パー3のホールでの賢いティーショット術。一度、お試しあれ。

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