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勢い止まらぬ八村 NBAドラフト指名も有力視

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2018/12/5 6:30
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男子バスケットボールで全米大学体育協会(NCAA)1部、ゴンザガ大に所属する八村塁(20)の勢いが止まらない。高校卒業後に渡米して3年目の今季は中心選手に成長し、チームも快進撃を続ける。2019年6月に行われる米プロバスケットボールNBAでのドラフト指名を有力視する声も高まっている。

ホームゲームでは6000人熱狂

八村が所属するゴンザガ大は、米西海岸の最も北に位置するワシントン州スポケーンにある。ホームゲームのあった11月26日夕、冷たい雨が降る屋外とは対照的に6000人収容のアリーナは試合前から熱気に包まれていた。

マーチングバンドと最前列に陣取る学生たちが沸いていたのは、AP通信と全国紙USAトゥデーが直前に発表したランキングで、ゴンザガ大が全米1位に躍り出たことも影響していただろう。今季6連勝で迎えた26日のノースダコタ州立大戦もチームは実力通りの力を見せつけて快勝。その中心にいたのが八村だった。

八村(右)は強豪ゴンザガ大で3年目を迎え、中心選手に成長(11月26日、ワシントン州スポケーン)

八村(右)は強豪ゴンザガ大で3年目を迎え、中心選手に成長(11月26日、ワシントン州スポケーン)

まずはゴール下。チームで最も重い104キロ、身長203センチの屈強な体でポジションを取ると、体を寄せてくる相手に全く当たり負けしない。じわじわと押し込みながらターンしてシュートを決めると、続く攻撃では味方とのスクリーンを使ったプレーでマークを外す。フリースローライン付近でパスを受けると、迷わずジャンプシュートを沈めた。

競り合いで進んでいた試合前半、この連続得点でペースを握ると、前半終了4分前には速攻から力強いダンク。得点差を20点とすると盛り上がりは最高潮に達した。

大量リードもあって、後半の八村はベンチに座る時間が長かったが、26分間の出場でチーム最多タイの18得点。「(毎回)1試合に集中していて、チームでも昨日からずっとその話をしてきた」と八村は102-60で勝利した直後、納得の表情をみせた。ここまでチームは8戦全勝。1試合平均して29.1分出場し、21.9得点という活躍にチームのマーク・ヒューヘッドコーチも「攻撃面ですごくよい面がある」と評価している。

ハワイの大会で名門大を撃破

その名を全米中にとどろかせたのは、この試合の5日前。ハワイで開かれた、招待チームによるトーナメントだった。強豪ばかりが集まった試合を勝ち抜くと、決勝の相手は名門中の名門、デューク大。19年のNBAドラフトでトップ指名が予想されるザイオン・ウィリアムソンやRJ・バレットらを抱えるスター軍団だ。

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