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メキシコ新大統領が就任 「政治体制を変革」

【メキシコシティ=丸山修一】メキシコで新興左派政党、国民再生運動のロペスオブラドール新大統領(65)が1日就任し、6年間の任期をスタートさせた。就任式では「今日は新政府の開始だけでなく、政治体制を変革させるスタートだ」と演説。従来の経済政策の失敗が格差や貧困を生み出したと批判したうえで新政府は汚職撲滅や新たな経済政策で「抜本的かつ急進的に変革を進める」と意気込みを示した。

メキシコ大統領に就任したロペスオブラドール氏(1日、メキシコシティ)=ロイター

演説では従来の政権による市場競争を強調する新自由主義的な経済政策の結果、産油国でありながらガソリンの大半は輸入に頼り、主食のトルティーヤの原料となるトウモロコシすら足りない状況だと批判。最低賃金は低いまま放置され、多くの国民が貧困状態に置かれて生活のために他国へ行くことを余儀なくされているなどとした。

新政府として東部ユカタン半島での観光鉄道の敷設や石油精製施設の能力増強といった大型インフラ投資のほか、年金拡充や若者向けの奨学金や就業支援の実施を約束した。金融市場や経済界を意識して、中央銀行の独立性の維持や予算案でも歳入以上の歳出はせずに財政規律を守っていくことも表明した。

就任式には米国からペンス副大統領やトランプ大統領の長女イバンカ大統領補佐官、中南米諸国からはキューバのディアスカネル国家評議会議長などが出席した。

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