2019年1月20日(日)

各国首脳らから悼む声 プーチン氏「米ロの連携強化に尽力」

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2018/12/1 22:34
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第41代米大統領を務めたジョージ・H・W・ブッシュ氏の死去を受けて、各国・地域の首脳らから哀悼の声が相次いだ。

英国のメイ首相は「次世代のために冷戦を終結させ世界に平和をもたらした。ブッシュ氏の功績は私たち全てのお手本だ。英国は偉大な政治家と、私たちの国の真の友人を忘れない」との声明を出した。

ブッシュ氏と同じ時期に首相だったメージャー氏は「彼と仕事が出来たことは光栄だった」とコメントした。ブレア元首相は「ベルリンの壁崩壊後の欧州の発展に大きな影響を与えた。素晴らしい友人であり大西洋同盟の支持者だ」と哀悼の意を表明した。

欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長も追悼の声明を公表した。米ソ冷戦の終結やベルリンの壁の崩壊で世界が激動するなか「欧州をより安全で統合された場所にする役割を果たした」と強調。その功績を「ヨーロッパ人は永遠に忘れない」とたたえた。

ドイツのメルケル首相はブッシュ氏を「ドイツの友人」とたたえ、その死を悼んだ。「ドイツ再統一への彼の貢献を決して忘れない」として、冷戦終結に果たしたブッシュ氏の役割を強調した。ザイベルト報道官が同日、ツイッターで伝えた。

ロシアのプーチン大統領は「主要な核保有国である2国間の建設的な対話の重要性を認識し、国際的な安全保障のために米ロの連携強化に尽力した」と功績をたたえる弔電を長男のジョージ・W・ブッシュ元大統領に送った。ロシア大統領府が明らかにした。

プーチン氏は弔電で「人生を通じて正しく国に貢献した傑出した人物だ」と述べ、ブッシュ氏を忘れないと強調した。

中東やアジアからもコメントが相次いだ。クウェートの元首であるサバーハ首長は「(湾岸戦争で)イラクの侵攻を拒絶し、クウェートを支援したことは歴史的な行動だった」とコメント。「多国籍軍を形成し、クウェートを解放させる意思決定をした」との声を寄せた。地元メディアが1日報じた。

アラブ首長国連邦(UAE)のマクトゥーム首相もブッシュ氏について「固い同盟国で、友人だと認識していた」として、哀悼の意を表明した。

チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は公式ウェブサイトで、「会うことができて光栄に感じた最初のアメリカ大統領だった。チベット人やチベットの状況に関心を持っており、深く感動した」と述べた。

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