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マイクロソフト、終値で時価総額首位に アップル超え

【ニューヨーク=宮本岳則】30日の米国株式市場では、米マイクロソフトの時価総額が終値ベースで米アップルを抜き、世界首位となった。両社の順位が入れ替わるのは約8年ぶり。アップルは主力製品「iPhone(アイフォーン)」の販売不振観測で株価が急落。米国と中国の貿易摩擦も株価の重荷となった。マイクロソフトは相対的な業績の安定感が評価されている。

マイクロソフト株の30日終値は前日比1%高となり、時価総額は8512億ドル(約96兆円)となった。一方、アップル株は同1%安となり、8474億ドルに減った。両社の時価総額は11月下旬から一時、逆転する場面があったが、直近終値で明確にマイクロソフトがアップルを上回ったのは30日が初めてだ。

米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが年末時点の米企業の時価総額をランキングしたところ、マイクロソフトは2002年12月末を最後に首位の座から遠ざかっている。直近は17年まで6年連続でアップルが首位を守った。年末までアップルの巻き返しがなければ、16年ぶりの首位返り咲きとなる。

今回の逆転劇はアップル株の失速によるところが大きい。同社の株価は10月3日につけた直近高値から2割低い水準まで落ち込んだ。一方、マイクロソフト株は約5%安にとどまっている。アップルを巡っては減産報道や部品メーカーの見通し下方修正などを通じて、iPhone新機種の販売不振を懸念する声が広がっていた。

米中摩擦の先行き不透明感もアップル株の重荷になっている。トランプ大統領が米紙とのインタビューで、iPhoneを追加関税の対象にする可能性に言及。米証券会社ベアードは「需要と利益率にマイナスの影響が出そうだ」と指摘した。一方、米証券会社ウェドブッシュは「短期的に株価は上がりにくくなるが、サービス収入の拡大という長期的な成長ストーリーは不変」と強調していた。

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