2018年12月18日(火)

G20討議初日 安倍首相、貿易摩擦は「深刻なリスク」

貿易摩擦
経済
政治
国際・アジア
2018/12/1 3:59
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【ブエノスアイレス=杉原淳一】20カ国・地域(G20)首脳会議が11月30日(日本時間12月1日未明)開幕し、各国首脳が初日の討議に臨んだ。安倍晋三首相は米中の貿易摩擦などを念頭に「貿易を巡る緊張の高まりは、世界経済の深刻なリスクになっている」と指摘。「保護主義や貿易制限的措置の応酬は、どの国の利益にもならない」と述べ、自由貿易を推進する必要性を強調した。

G20首脳会合で記念写真に納まる安倍首相(前列左から7人目)、トランプ米大統領(同6人目)、習近平中国国家主席(同9人目)ら=30日、ブエノスアイレス(共同)

G20首脳会議は2日間の日程で世界経済や自由貿易、気候変動など国際的なテーマについて首脳同士が議論する。複数の討議を経て1日に採択される見通しの首脳宣言が、前年と同じように保護主義に言及するかどうかに注目が集まっている。

初日の討議では、一部の参加国からも貿易を巡る緊張が高まっていることを懸念する声が上がった。「多国間の貿易体制への支持をしっかり確認すべきだ、という意見もあった」(同行筋)。このほか、新興国が抱えている過剰債務などについても議論した。

安倍首相は討議で、国際的な協調の枠組みを維持することの重要性に言及した。世界貿易機関(WTO)の改革について「論点ごとに議論に着手し、できるものから解決していくことが重要だ」と述べた。気候変動の問題に対しては「全ての国が取り組むべき喫緊の課題」とし、地球温暖化を防ぐ国際的な枠組み「パリ協定」の着実な実施の重要性を訴えた。

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