清水建設、長野県東御市に木質バイオマス発電施設

2018/11/30 22:00
保存
共有
印刷
その他

清水建設は2020年、長野県東御市に木質バイオマス発電施設を稼働させる。周辺20~30キロメートルの地域から未利用の間伐材や松食い虫の被害を受けた木材を買い取り、発電に使う。地元業者から年間3万トンを1億~1億5000万円で購入する。製材に使えない端材などが買い取られることで、林業振興につながると地元は期待する。

県東部の未利用木材を発電に利用する(発電所の完成予想図)

30日、起工式を開いた。新会社「信州ウッドパワー」とその子会社「信州ウッドチップ」で木材のチップ化から発電までを担う。ウッドパワーの資本金は1億円で、現在は清水建設の100%子会社だが、長野トヨタ自動車も今後資本参加する予定だ。総事業費は30億円で、20年5月の竣工を目指す。新たに10人前後を雇用する予定だ。

東御市から1億4400万円で取得した約1万9000平方メートルの土地に建設する。出力は1990キロワットで、一般家庭4500戸分の電力需要をまかなえるという。県東部の5つの森林組合と連携し、木材を調達する。

清水建設が木質バイオマス発電に乗り出すのは初めて。信州ウッドパワーは県南部などでも事業展開を検討する。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]