2019年9月19日(木)

裁判官押印せず逮捕状 那覇簡裁、無効に

2018/11/30 19:56
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那覇地裁は30日、那覇簡裁が裁判官の押印がないまま、窃盗事件の逮捕状と、傷害事件の差し押さえ許可状を沖縄県警に発付していたと明らかにした。いずれも無効で、裁判官が捜査資料などをチェックすることなく発付されていた。地裁は詳しい経緯を調べている。

地裁によると、令状請求はいずれも13日にあり、担当職員が書面を起案し、そのまま発付した。

県警は15日に無効な逮捕状を執行。16日に容疑者として送検した際、検察官が逮捕状の不備に気付いた。いったん釈放した上で緊急逮捕し、改めて正式な逮捕状を取った。差し押さえ許可状は16日に執行されたが、発覚後に押収物を返還した。

令状は捜査機関の請求に対し、裁判官が必要と認めた場合、発付される。刑事訴訟法では、裁判官が押印しなければならないと規定している。

地裁は関与した職員について詳細を明らかにせず、押印がなかった理由は「職員の確認が不十分だった」と説明した。〔共同〕

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