2019年2月16日(土)

福島県の中小支援ファンド、新産業振興も視野に継続

北海道・東北
2018/11/30 21:00
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福島県の外郭団体である公益財団法人・福島県産業振興センターは、2008年度に創設した中小企業支援を目的にした「ふくしま産業応援ファンド」について、運用方法などを変更し、新ファンドとして19年度以降も継続することを決めた。19年4月下旬にも公募を開始する。

現行の同ファンドは運用期間10年で、今年度に期限を迎えた。県内企業の新商品・新技術開発、事業可能性の調査、販路開拓などについて経費の一部を助成。これまでに253件を助成してきた。

県や同センターなどは、東日本大震災からの復興と新時代を担う産業の創出を目指し、再生可能エネルギーやロボット関連、医療機器関連、航空宇宙関連などの育成・集積を図るため、新しいファンドに衣替えして継続する。

これまでは募集区分を製造業関連と地域資源の活用関連の2つに分けていたが、区分を一元化。運用基金の総額は51億1千万円で、うち中小企業基盤整備機構が40億円、県が2千万円、同センターが9億9千万円を拠出する。運用益に県の補助金を加えて運用することを検討している。

同センターの担当者は「成長産業の育成・集積には中小企業を下請け型から開発型・提案型に転換することが必要。新ファンドを県の戦略的な中小企業支援の中核に位置づけたい」と話している。

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