東京都が虐待防止条例素案 体罰禁止盛り込む

2018/11/30 17:35
保存
共有
印刷
その他

東京都の小池百合子知事は30日、子供への虐待防止条例の素案を公表した。保護者による体罰の禁止や児童相談所間の的確な引き継ぎの実施を盛り込んだ。都によると、子供への虐待防止条例は9府県で施行されているが、「体罰」の文言を明記して虐待の禁止を定めるのは初めて。

目黒区で3月に船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)が両親から虐待され死亡した事件を受け、都は条例の制定を目指している。素案では保護者の体罰や暴言を禁止するとともに、児童相談所間での的確な引き継ぎの実施や児相の所長が一時保護、立ち入りの権限を速やかに行使することなどを盛り込んだ。違反への罰則はない。

今回の事件では香川県から東京都への引っ越しの際、児相間で十分に情報が引き継がれなかったことが都の検証部会でも指摘されていた。

30日から12月29日まで一般から意見を募集し、2019年2月の都議会定例会に条例案を提出する方針だ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]