2019年3月21日(木)

スルガ銀、改善計画提出 117人を停職など処分

2018/11/30 15:22
保存
共有
印刷
その他

シェアハウスを含む投資用不動産で不適切な融資が横行していた問題でスルガ銀行は30日、金融庁に業務改善計画を提出したと発表した。同行から資金を借りた物件所有者に対し、債務元本の一部カットなど返済条件の緩和を盛り込んだ。併せて、不正に関わった営業担当者ら117人を停職などの処分とした。顧客保護と責任の明確化を打ち出し、経営の立て直しを急ぐ。

改善計画では(1)法令順守と顧客保護の実践(2)融資審査を含む管理体制の確立(3)債務者の元本カットなど返済条件の緩和――を盛り込んだ。創業家の影響下にあった「ファミリー企業」については融資の全額回収と株式の売却による資本関係の解消を進めるとした。

スルガ銀を巡っては、シェアハウスを含む投資用不動産融資で審査書類の改ざんが横行。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営会社が4月に経営破綻し、想定していた賃料を得られず返済に行き詰まる所有者が相次いでいる。金融庁は10月に投資用不動産向けの新規融資を対象に6カ月間の業務停止を含む業務改善命令を出し、11月30日が改善計画の提出期限になっていた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報