2018年12月16日(日)

救急医の宿直回数基準超え 愛知県病院に労基署指導

中部
社会
2018/11/30 13:03
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愛知県大府市のあいち小児保健医療総合センターが救急医に基準を超えた回数の宿直をさせていたことが30日、分かった。労働基準監督署の指導を受け、センターを運営する県は医師を増やして改善する方針だが、救急医のなり手は不足しており確保の見通しは立っていない。

愛知県大府市のあいち小児保健医療総合センター=共同

厚生労働省の通達で、労基署の許可を受けた医療機関は、待機や病室巡回など軽度な業務に限り、医師らに週1回宿直させることができる。

センターによると、救急棟を整備した2016年2月以降、5、6人の救急医が日替わりで宿直を担当。多い人は月6回以上になることが常態化しているとして、17年12月に半田労基署から指導を受けた。

センターは研修医2人を加えた8人体制に変えたが、実際には研修医の宿直時は緊急事態に備えて別の医師1人が院内で待機していた。同労基署は今年8月、回数超過が改善されていないとして再度指導した。

現在センターは医師を募集しているが見つからず、月4回を超える宿直は時間外勤務としている。担当者は「幅広い診療内容に対応できる救急医は確保が難しい」としている。〔共同〕

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