HP、8~10月純利益2.2倍 CPU不足「19年前半も」

2018/11/30 11:40
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【アーバイン(オレンジ郡)=佐藤浩実】米HPが29日に発表した8~10月期の純利益は前年同期比2.2倍の14億5100万ドル(約1645億円)だった。パソコン(PC)の更新需要が強いほか、昨年11月に韓国サムスン電子から買収したプリンター事業も収益を押し上げた。

米HPのディオン・ワイズラー最高経営責任者(CEO)=ロイター

一方、米インテル製のCPU(中央演算処理装置)不足が続いており、ディオン・ワイズラー最高経営責任者(CEO)は「19年前半も影響が出る」と話した。

売上高は10%増の153億6600万ドル。米マイクロソフトが基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」のサポートを2020年に終えるため企業によるPCの買い替えが盛んなほか、単価の高いゲーム用PCの販売も伸びた。PC事業の売り上げは11%増の100億6400万ドル、プリンター事業は9%増の53億ドルだった。

HPは7~9月期のPC出荷台数シェアが22.8%と中国レノボに次ぐ世界2位。ワイズラー氏はPC需要の復調によって起きているCPU不足について「我々の成長を制限している」と説明。幅広い価格帯のCPUで供給が足りておらず、18年11月~19年1月期の業績への影響は前四半期よりも大きくなる見込みだ。

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