2019年5月27日(月)

中国の景況感、11月3カ月連続低下
50ちょうどに

2018/11/30 10:37
保存
共有
印刷
その他

【北京=原田逸策】中国国家統計局が30日発表した2018年11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月比で0.2ポイント低い50.0だった。3カ月連続の低下で、好不調の節目となる50ちょうどまで落ちこんだ。米国との貿易戦争で新規受注が振るわなかった。

中国の景況感が低下している=ロイター

PMIは製造業3千社のアンケート調査から算出し、生産や新規受注が50を上回れば拡大、下回れば縮小を示す。

PMIは2016年7月(49.9)以来の低水準だった。落ち込みが目立ったのは新規受注の指数。前月より0.4ポイント低い50.4となり、16年7月以来の低さだった。

背景にあるのは米国との貿易戦争。輸出に限った新規受注は前月比0.1ポイント高い47.0と6カ月連続で節目の50を割り込んだ。輸入は同0.5ポイント低い47.1と5カ月連続で50を下回った。

国務院発展研究センターの張立群研究員は「経済の下押し圧力は明らかだ。米中貿易摩擦が今後の輸出に与える影響も大きそうで、当面は内需を拡大して安定成長を促すべきだ」と指摘した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報