2018年12月18日(火)

秋篠宮さま、大嘗祭の国費支出に疑問

天皇退位
社会
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2018/11/30 0:13
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秋篠宮さまは、30日に迎えた53歳の誕生日に先立ち、東京・元赤坂の秋篠宮邸で記者会見に臨まれた。2019年の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」への公費支出に疑問を呈し、長女、眞子さま(27)の婚約に対する考え方も示された。発言の要旨は以下の通り。

大嘗祭の国費負担に異例の疑義「長官は聞く耳持たず」
新天皇となる皇太子さまが即位後初めて国民の安寧や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る大嘗祭に公費が充てられることについて、秋篠宮さまは「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と異例の言及。大嘗祭を前回と同規模で行った場合、30億円近い支出が見込まれることが背景にあるとみられる。宮内庁の山本信一郎長官に意見を述べても「聞く耳を持たなかった」と批判された。

秋篠宮さま 即位の礼は国事行為として行われますが、大嘗祭については皇室行事として行われます。宗教色が強いものを国費でまかなうことが適当かどうか。私は、平成の大嘗祭でもそうすべきではないとの立場でしたが、その頃は若かったですし、多少意見を言ったくらいでした。今回も結局、当時を踏襲することが決まったわけですが、すっきりしない感じを今でも持っています。

平成の代替わりに際して行われた大嘗祭(1990年11月22日、皇居)

平成の代替わりに際して行われた大嘗祭(1990年11月22日、皇居)

宗教行事と憲法との関係はどうなのか。私は今でも(天皇家の生活費などに充てられるお手元金の)内廷会計で行うべきだと思っています。相当な費用がかかりますが、できる範囲で、身の丈に合った儀式にすることが、本来の姿ではないかと思います。そのことは、宮内庁長官などにはかなり言っているのですが、残念ながら、話を聞く耳を持たなかった。非常に残念なことだったなと思っています。

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