2019年5月22日(水)

東京都職員、価格情報漏洩認める 浄水場談合疑惑

2018/11/29 12:28
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東京都水道局発注の浄水場の業務委託を巡る談合疑惑で、都の調査特別チームは29日、50代の同局職員が受注業者に複数回にわたり、予定価格を類推する情報を漏らしたことを認めたとする中間調査結果を公表した。業者側からの便宜供与は確認されなかったという。

都の中嶋正宏水道局長は同日、記者会見で「情報漏洩は都政の信頼を損なうもので極めて重く受け止めている。都民に多大な迷惑を掛けたことをおわびする」と述べた。

公正取引委員会が10月、談合を繰り返したとして、水処理会社など4社を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立ち入り検査。予定価格が漏れた可能性があるとして、都庁や浄水場にも立ち入った。立ち入りを受け、都は調査特別チームを設置し、職員らへの聞き取りなどを進めていた。

都によると、男性職員は現在、同局の課長代理を務める。浄水場の排水処理係長だった2010~13年度に、受注業者1社に複数回情報を漏らしていた。設備などの不備の対応で恩義を感じていた業者側の所長に価格を聞かれ、「これくらいの情報は問題ない」と判断し、伝えたという。

都は公取委の調査結果を踏まえ、職員を処分するかどうかを検討する。

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