海保に女性制圧指導官 室蘭、最年少20歳小沢さん

2018/11/29 12:11
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海上保安庁は今年、犯罪者を取り押さえる制圧術の女性指導官養成に乗り出し、10~11月に2人を任命した。うち1人で室蘭海上保安部(北海道室蘭市)の保安官の小沢茜さん(20)は、全国に241人いる制圧指導官の中で最年少だ。身長157センチの小沢さんは「小さくても大きい相手を制することができるところに魅力を感じた」と話す。

男性保安官(下)を押さえ込む室蘭海上保安部の小沢茜さん(15日、北海道室蘭市)=共同

埼玉県上尾市出身で高校時代に空手を始めた。テレビで人気シリーズ「海猿」を見て海保を知り、人の役に立ちたいと保安官を志した。海上保安庁は女性の容疑者による密漁などが起きていることから、今年初めて制圧指導官の門戸を女性にも開いた。研修を経て小沢さんらを任命した。

小沢さんは15日、室蘭海保の道場で指導を開始。空手着姿で関節技などを保安官6人に教えた。「イメージを大切に」と、大柄な男性保安官の腕をひねって手本を見せた。相手を押さえ込むため、体全体の力を使うよう工夫しているという。

普段は漁協で海難防止を呼び掛けたり、小中学生に海の安全講習をしたりしている。室蘭海保の近藤寿克部長(56)は「女性保安官が増えており、小沢さんが指導官になって訓練しやすくなった。みんなを引っ張ってほしい」と期待を込めた。

〔共同〕

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