2018年12月14日(金)

無秩序離脱なら15年間でGDP9%減 英政府試算

Brexit
ヨーロッパ
2018/11/28 22:44
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【ロンドン=中島裕介】英政府は28日、欧州連合(EU)からの離脱に伴う経済への影響を試算し公表した。EUと離脱条件などで合意できない「無秩序離脱」の場合、現状のまま推移したケースに比べて英国の国内総生産(GDP)を15年間で9.3%分押し下げるとはじいた。英・EUが合意した離脱案に沿った仮定でも3.9%減少すると試算した。

試算ではEU離脱に伴う影響だけを分析して数字に織り込んだ。将来の政策変更や世界経済の影響などは含んでいない。他国と積極的に自由貿易協定(FTA)を結ぶ場合など複数のケースで試算したが、いずれもEU残留よりもGDPが減少する結果となった。

離脱により新たに発生する関税や税関手続きのコストがかさむためとしている。メイ英首相は英・EUの離脱案の支持を求めており、今回の試算を無秩序離脱も辞さない強硬派への説得材料にする狙いもありそうだ。

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