2019年3月26日(火)

「来訪神」が無形遺産に決定 ナマハゲなど10行事

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2018/11/29 16:47
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は29日、インド洋のモーリシャスで政府間委員会を開き、日本政府が申請した「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録することを決めた。来訪神は「男鹿のナマハゲ」(秋田県男鹿市)など8県10件の行事で構成される。登録は2016年の「山・鉾・屋台行事」以来となる。

ナマハゲに抱かれて泣く子供(秋田県男鹿市)=共同

ナマハゲに抱かれて泣く子供(秋田県男鹿市)=共同

来訪神は、正月など年の節目に仮面をつけたり仮装したりした人が「神」として家々を訪れる行事。人々に幸福をもたらすとされ、10件はいずれも国の重要無形民俗文化財に指定されている。各地域で伝承され、住民の結びつきを深めてきたとして、政府がユネスコに登録を申請。登録の可否を事前審査するユネスコの補助機関が10月、「地域文化の多様性を示している」などとして登録するよう勧告していた。

行事のうち「甑(こしき)島のトシドン」(鹿児島県薩摩川内市)は09年に登録された。政府は続いて「男鹿のナマハゲ」の登録を目指したが、トシドンと類似しているために11年の政府間委員会で見送りが決定。このため政府は複数の行事をまとめて一つの遺産とする方法に切り替えた。

来訪神はトシドンの「拡張」として扱われるため、日本の登録総数は21件で変わらない。政府間委員会最終日の12月1日、遺産リストに記載される。

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