入札予定価格見える、長野県調査で12年度以降24件

2018/11/28 22:30
保存
共有
印刷
その他

長野県は28日、県が発注したダムなどの保守点検業務の一部で、非公表の入札予定価格が公開資料から読み取れる状態になっていた問題を巡り、2012~17年度の入札の調査結果を公表した。同様の問題は16件起き、既に発覚している18年度分を含め計24件となる。記録を確認できる4万6700件を調査した。

県は入札前にホームページで予定価格を隠した「金抜き設計書」を公開する。該当案件は文字情報を消さずに背景と同一色だった。コピーして別のソフトに貼り付ければ見える状態になった。建設部の案件で23件、林務部で1件だった。

入札に参加した全企業への県の書面調査で、予定価格を「見た」との回答が1社あった。県によればその社は「参考にしなかった」とし、該当案件を落札しなかった。

県は「(問題の公開手法が)便利で使われた」(建設政策課)と釈明。データの扱いに関するマニュアルの作成や職員の情報教育で再発を防ぐ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]