豊通、炭酸リチウム生産能力2.4倍に アルゼンチンで

2018/11/28 20:33
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豊田通商は28日、オーストラリアのリチウム資源開発会社であるオロコブレと共同で、アルゼンチンのオラロス塩湖での炭酸リチウムの生産能力を2.4倍に拡大させると発表した。投資額は310億円の見込み。電気自動車(EV)など電動車へのシフトが進む中、電池の主要材料のリチウムの需要増に対応する。

増産に向けオラロス塩湖でかん水をくみ上げる井戸、濃縮させるための蒸発池などを整備する計画。2020年7月ごろから一連の設備の稼働を始める予定で生産能力は現在の年1万7500トンから、4万2500トンに増える見通しだ。世界需要の1割強を確保できる規模となる。同塩湖で生産したリチウムは豊田通商が販売する。

豊田通商とオロコブレは12年にリチウム開発の共同出資会社を立ち上げて、14年からオラロス塩湖で炭酸リチウムの生産を始めた。今年1月に豊田通商はオロコブレに260億円出資すると発表。出資した資金などをもとにオラロス塩湖でのリチウムの生産能力を拡充する方針を示していた。

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