9月の米住宅価格指数、6カ月連続で伸び鈍化
【ニューヨーク=平野麻理子】米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが27日に発表した9月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は、前年同月比で5.1%上昇した。前の月の5.5%上昇から伸びが鈍化した。指数の伸び率低下は6カ月連続。住宅ローン金利の上昇が住宅市場の重荷になっている。
S&P指数委員会は「住宅価格に加え、住宅販売や建設のデータが住宅市場の減速を示している」との見方を示した。米商務省が20日に発表した10月の住宅着工許可件数は前月比1%弱減少していた。
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