2019年6月19日(水)

英蘭、情報流出で米ウーバーに罰金 計1億3千万円

2018/11/28 3:35
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【ロンドン=篠崎健太】英国とオランダの個人情報保護当局は27日、米ウーバーテクノロジーズから2016年に大量の個人情報が流出した問題で、それぞれ同社に罰金を科すと発表した。金額は英国が38万5000ポンド(約5600万円)、オランダが60万ユーロ(約7700万円)。データ保護体制が不十分で、被害者への通知を怠るなど発覚後の対応も不適切だったと指摘した。

米ウーバーは情報を盗んだハッカーに金を渡していた=ロイター

流出は16年11月に社内調査で発覚した。氏名やメールアドレス、電話番号など約5700万人分の情報がサイバー攻撃で盗まれた。

英蘭当局によると英国人約270万人分、オランダ人約17万4000人分の情報が含まれていた。同社は流出の事実を約1年にわたり隠したうえ、盗んだハッカーに10万ドル(約1140万円)を渡してデータ消去を依頼していた。英情報コミッショナー事務局は「サイバー攻撃への対策として不適切だ」と一連の対応を批判した。

米国では9月、全米50州と総額1億4800万ドルの和解金を支払うことで合意した。ウーバーの広報担当者は英蘭の処分を受け「過ちから学び、利用者の信頼を得るための取り組みを日々続けている」とのコメントを出した。

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