2019年3月21日(木)

九州沖縄・大学ブランド APUや西南、国際性で評価

コラム(地域)
2018/11/28 6:00
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日経BPコンサルティング(東京・港)は、大学受験を控えた子供の親などを対象にした2018~19年の「大学ブランド・イメージ調査」をまとめた。九州や沖縄県、山口県では、国際性の高さを評価された西南学院大学(福岡市)や立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、APU)が順位を上げた。

九州・沖縄・山口編では55校を調査した。首位の九州大学、2位の熊本大学は前年と変わらず。3位に西南学院大、4位にAPUが「グローバル」関連の項目で高評価を得て、それぞれ順位を1つ上げた。前年3位の福岡大学は6位となった。

APUは1月に就任した、ライフネット生命保険創業者の出口治明学長の大学運営に注目が集まり「いま注目されている、旬である」の項目で1位を獲得した。

少子化で大学の受験人口が減る「2018年問題」に備え、学部再編に取り組む大学が増えている。同社は「独自色の強い分野を持つ大学が順位を上げた」と指摘する。

鹿児島大学は「地域社会・文化に貢献」という項目で1位だった。農業や観光など10の分野について学ぶ必修科目「大学と地域」を16年に開始するなど、独自の教育プログラムが評価された。

多国籍な学生が懇談する立命館APUのキャンパス(大分県別府市)

多国籍な学生が懇談する立命館APUのキャンパス(大分県別府市)

大学野球で強豪の九州共立大学は「スポーツ活動の熱心さ」で、専門組織を設置しパソコンの性能向上などに力を入れる福岡工業大学は「キャンパスのデジタル化」で評価された。

調査は全国を9地域に分け、私立大や国公立大学など456校のブランド力を7~8月にインターネットで調査。各地域の有識者や中学生以上の子を持つ親など、子供の大学選びに重要な影響を持つ関係者ら約4万2千人にアンケートした。

大学教育や学生に対するイメージを49項目に分けて質問し、各項目の得票率をまとめて各校のスコアを算出した。各校の課題分析に活用できるシートも発行する。

順位を上げた大学の中には「中期経営計画を立てるタイミングなどで1つのブランドイメージを固め、2~3年間統一したPRに注力した大学もある」(同社)。同社は調査結果を収録したCDなどを28日に発売する。

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