2018年12月15日(土)

大日本住友、後発薬16社と和解 主力薬の特許巡り

ヘルスケア
関西
2018/11/27 17:52
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大日本住友製薬は27日、売上高の4割近くを稼ぐ抗精神病薬「ラツーダ」を巡る後発薬メーカーとの特許訴訟について16社と和解したと発表した。2023年2月下旬まで後発薬の影響を受けずに販売を続けられる。別の特許訴訟で3社との係争は継続するものの、懸案だった収益力低下の回避へ大きく前進した。

後発薬メーカー16社との間で、23年2月21日以降にラツーダの後発薬を販売することで合意した。後発薬各社は19年1月上旬にラツーダの特許が切れるとして米食品医薬品局(FDA)に後発薬申請していた。これに対して大日本住友は特許を侵害するとして争いつつ、裁判所の指示を受けて各社と協議を進めていた。和解条件は非公表。

ラツーダの19年3月期の売上高は1847億円の見通し。大日本住友が創製した独自の構造を持つ抗精神病薬で、統合失調症やうつ病の治療に使われる。米国を中心に売り上げを拡大、大型薬「ブロックバスター」として同社の海外売り上げを大きくけん引してきた。日本でも承認申請に向けた臨床試験(治験)を進めている。

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