2019年6月19日(水)

LINEスマホ決済、即日入金可能に 中小企業向け

2018/11/26 19:17
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LINEは26日、中小企業向けのイベントを東京都内で開いた。スマートフォン(スマホ)決済「LINEペイ」で、中小企業が希望する日に銀行口座に入金するサービスを始める。クラウド会計ソフトのfreee(フリー、東京・品川)と組み、個人事業主に会計ソフトを提供する。スマホ決済を一段と普及させる狙いだ。

中小企業向け施策についてプレゼンする出沢剛社長(26日、東京都港区)

同日のイベントに登壇した出沢剛社長は「中小企業にもユーザー本位の新しいサービスを提供し、新しい効率的な世界を作っていく」と話した。

スマホ決済の分野では2019年から店舗がLINEペイに申請すれば翌々日に決済金額を店舗の口座に入金するサービスを始める。これまでは月末1回の入金だった。LINEペイ(東京・新宿)の長福久弘最高執行責任者(COO)は「中小の経営者の資金繰りの改善につながる」と話す。

スマホで決済した後にユーザーに店舗のアカウントを「友だち」に登録するように促す仕組みも使いやすくする。これまではLINEペイに申請し、許可された店舗のみが利用できたが、28日から店舗が自前で設定できるようにする。このほか、地方の中小企業向けにきめ細かい対応ができるようにLINEペイ北海道(札幌市)を設立すると発表した。LINEペイの営業拠点は大阪市など6カ所に増える。

個人事業主向けの会計ソフト「LINE店舗経理」はフリーからOEM(相手先ブランドによる生産)の供給を受けて展開する。売上管理や請求書の発行、銀行やクレジットカードの入出金確認などの機能をそろえる。専門知識なしでも会計業務を効率化できる。

LINEのチャット上でフリーの会計ソフトの使い方について手軽に質問できるアカウントも開設する。19年2月からは質問に答えるだけで確定申告に必要な手続きができるようにする。

LINEの兄弟会社のワークスモバイルジャパン(東京・渋谷)は企業向けビジネスチャット「LINEワークス」の無料版の提供を始めた。メッセージのやり取りのほか、アドレス帳の管理やアンケートなどが利用できる。やり取り履歴などを管理する機能を一部制限して、個人事業主などがサービスを気軽に試せるようにする。

(広井洋一郎)

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