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ショートからロングまで賢いコースの攻め方(2)

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2018/12/10 6:30
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 今やオモシロ解説で大人気の「屋根裏のプロゴルファー」こと、タケ小山プロ。トーナメントの解説だけでなく、プレーのほうでも日本シニアオープンに出場するなど活躍している。そんなタケさんが我々アマチュアのためにホール攻略法を教えてくれた。屋根裏からの特別レッスン、ためになるだけでなく、楽しさ満載だ。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.40」から)

 ピンフラッグだけで風向きを判断するのはNG

規定打数が3回のパー3のホールでは、ティーショットの成否がスコアを大きく左右することは身を持って知っていますよね。

たとえば、パー4で1打目がOBでも打ち直しの3打目を放ち、4打目で入れば、規定打数を上回ることなくそのホールを上がることができます。

ではパー5なら? 3打目、4打目、5打目の3つのショットをうまく打てれば、規定打数を下回る可能性さえ備わっている。ところが規定打数が少ないパー3は、ティーショットの成否がスコアに直結しやすいわけで、だからこそ丁寧に、かつ確実に打ちたい。

しかし、ゴルフコースはゴルファーの視覚や感覚を「だます」手法でデザインされています。それは見た目や感じ方だけでなく、自然を利用した方法も取り入れられているからです。

多くの情報を持った自然から風向きを読み切ることが、パー3攻略法でもある

多くの情報を持った自然から風向きを読み切ることが、パー3攻略法でもある

岩田寛選手がツアー初優勝を飾った2014年フジサンケイクラシック。その大会の舞台となった富士桜CCは、自然を巧みに利用した「ワナ」が数多く仕掛けられているゴルフコースです。

富士山からの傾斜は非常に強く、平らなように感じても山頂から裾野に向かって傾斜がついている。グリーン上で多くの選手が、首をかしげるシーンが多いのも富士桜CCならではともいえます。傾斜や見た目の距離感は、データを持っている帯同キャディーさんや自分自身の経験でうまく立ち回ることができますが、一番厄介なのが「自然」なのです。

その「自然」とはズバリ「風」です。日本のゴルフコースでパー3のホールがレイアウトされている場所は、川、池、谷、崖、海のそば(コースデザイン上、敷地面積を一番使用しない場所)にパー3が設けられるのです。そして、そんな場所は必ずといっていいほど風が一定の方向に吹きません。これがくせ者になるわけです。

攻略法はないのか。なければ私の仕事は終了してしまいます。ズバリ言いましょう。「木を見るべからず、森を見よ」が攻略法となるのです。

風向きやその強さをチェックする際、読者の皆さんはグリーン上のピンフラッグを見ますよね。しかし、残念ながらそれだけでは大自然の風を読み切ることはできません。風は一定方向に吹くのが基本ではあるものの、ホールの地形によっては風向きが目まぐるしく変わってしまうのが自然の摂理なのです。

グリーンを取り囲む木々の葉っぱが白く見えれば、葉っぱが裏返っている証拠であり、風向きは追い風だとわかります。逆に濃い緑ならば反対側からの風、向かい風と判断できます。このほかには雲の動きや流れも参考になりますし、グリーン上空を飛んでいる鳥からも風向きを察知できるのです。

多くの情報を持った自然から風向きを読み切ることが、パー3攻略法でもあるのです。観察眼を磨くこともスコアメーク、ハンディアップに役立ちます。

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