2019年9月15日(日)

ダイエット界に「鬼軍曹」現る(平成のアルバム)
ビリーズ・ブート・キャンプ

2018/12/1 6:30
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人気が過熱し、当時は海賊版も出回った=ショップジャパン提供

人気が過熱し、当時は海賊版も出回った=ショップジャパン提供

テレビを見ながら〇〇するだけで――。こんな売り文句が主流だったダイエット界に2005年、1人の鬼軍曹が現れた。タンクトップ姿で「ノーペイン ノーゲイン(痛みなくして、得るものなし)」と訴え、追い込み型の激しいエクササイズを求める「ビリー教官」がその人。米軍の新人向け基礎訓練「ブートキャンプ」をタイトルに掲げたDVDが登場すると一躍人気を博し、社会現象と化した。

DVDは50分間前後のエクササイズによる減量プログラム。再生すると、まず「体調に不安のある方は医師の許可を得てからエクササイズをしてください」と警告が表示され、ビリー教官の指導のもとでストレッチ、腕立て伏せ、スクワット、シャドーボクシングと容赦ない訓練が展開される。

ひときわ特徴的だったのが教官の掛け声。「カモン!」「お遊びのつもりか!」「これはコンバットなんだ。戦いなんだ」と鬼の形相で鼓舞されたかと思えば、「君ならできる!」「ゆっくりでいい、とにかく続けるんだ」とくじけそうな場面で優しく励まされることも。

ブームからおよそ13年。初めて挑戦したアラフォー記者は開始から40分過ぎに足がぷるぷると震え出し、上段蹴りが続かなくなって、あえなくリタイア。最後までたどり着けば、ビリー教官と一緒に「ビクトリー!」と叫び、特訓を耐え抜いた喜びを味わえたはずなのだが。

日本で一世を風靡したビリー教官。数多くのテレビ番組にゲスト出演し、日本人女性と結婚。63歳となった現在は米ロサンゼルスでフィットネスクラブを運営し、トレーナーとして活躍している。

ビリーズ・ブート・キャンプ ビリー・ブランクス氏が陸軍時代の経験を基に、得意としていた空手やテコンドー、ボクシングなどを組み合わせたエクササイズ「Tae Bo(タエ・ボー)」を開発し、DVDとして発売した。DVDは基本編から最終プログラムまで全6編。日本国内ではシリーズ累計で150万セットを売り上げた。
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