2019年7月18日(木)

CO2濃度が過去最高更新 17年、上昇歯止めかからず

2018/11/25 19:23
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【ジュネーブ=共同】世界気象機関(WMO)は25日までに、地球温暖化に最も大きい影響を及ぼす二酸化炭素(CO2)の大気中の世界平均濃度が2017年に405.5PPM(1PPMは100万分の1)となり、過去最高を更新したと発表した。上昇に歯止めがかかる兆候はなく、異常気象や海面上昇の原因とされる温暖化が一層進む懸念があると警告した。

CO2濃度は産業革命前の1750年と比べると46%増となった。

WMOのターラス事務局長は「CO2などの温暖化ガスを速やかに削減しなければ、温暖化は次第に地球に破壊的かつ後戻りできない影響を与えるだろう」と指摘、各国に温暖化対策を急ぐよう求めた。12月2~14日にポーランドで開かれる国連の気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)に先立ち公表した。

WMOによると、17年のCO2濃度は16年より2.2PPM増加した。年間として過去最大の増加量を記録した16年の3.2PPMには及ばなかったが、「17年には赤道付近の太平洋の水温が上がる『エルニーニョ現象』が発生しなかったためだ」と分析している。

CO2以外の主要な温暖化ガスであるメタン、一酸化二窒素の17年の世界平均濃度はそれぞれ1859PPB(1PPBは10億分の1)、329.9PPBでともに最高を更新した。

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