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ピサの斜塔、少し真っすぐに 工事完了後の17年間で4センチ

【ローマ=共同】イタリア中部ピサにある世界遺産の観光名所、ピサの斜塔が過去17年の間にわずかに真っすぐになっていたことが24日までに分かった。2001年に矯正工事が完了した後、頂上部が垂直線に4センチ近づいたとの調査結果を専門家チームが明らかにした。

高さ約56メートルの斜塔は14世紀半ばに完成したとき、既に頂上部が垂直線から約1.4メートル離れていたとされる。その後、傾斜が危険な水準に達したため、1990年から12年近くにわたり一般の立ち入りが禁止された。

99年に垂直線から約4.5メートルだった傾きは、片側の土台下の土を取り除く作業などにより2001年の工事完了時までに40センチ余り改善した。

同年以降に矯正工事は行われていないが、その後の17年間でさらに4センチほど垂直方向に戻り、現在は約4メートルになっていることが今回判明したという。

専門家は「過去に行われた土の取り除き工事の影響だ」と指摘する。塔の重みによって、土台下の軟らかな地盤が片側部分だけわずかに沈んだ結果だとの見方を示した。

ガリレオが物体落下実験を行ったと伝えられる塔には日本からも多くの観光客が訪れている。入場は予約制で人数制限が設けられている。

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