2019年9月16日(月)

原油先物、1年1カ月ぶり安値 一時6%安

2018/11/23 21:43
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【ロンドン=篠崎健太】23日のロンドン市場で原油相場の国際指標である北海ブレント原油先物が急落した。期近物は一時前日比で6%下げて1バレル58ドル台後半となり、2017年10月以来ほぼ1年1カ月ぶりの安値水準を付けた。世界的な供給過剰の状況が当面続くとの見方や景気減速への警戒感から、買い持ち高を縮小する動きが続いている。

ブレント原油は11月に入って下げ足を速め、月初からの下落幅は16ドルを超えた。10月3日の年初来高値(86.74ドル)から3割強下げている。

世界景気の減速懸念で需要の伸び悩みが意識される一方、サウジアラビアや米国など主要産油国の供給が増えていることが背景にある。国際エネルギー機関(IEA)は14日発表の月報で「需要を上回る供給で在庫が満たされている」と指摘した。19年の世界需要の成長ペースはほぼ横ばいにとどまるとも予測しており、米国の経済制裁によるイラン減産への懸念は薄らいでいる。

石油輸出国機構(OPEC)は12月6日にウィーンで開く総会で、減産を議論する見通しだ。ただ、イランの反発は必至で、どこまで減産で足並みをそろえられるか不透明な面がある。市場では「OPEC総会までは不安定な値動きが続く」(欧州大手銀)との見方が出ている。

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