火災跡から複数の暖房器具 1階東側焼損激しく、福島

2018/11/23 18:05
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福島県小野町の無職、塩田恒美さん(61)方で木造住宅が全焼し、7人の遺体が見つかった火災で、県警は23日も実況見分を実施し、燃え方が激しい1階東側から出火した可能性もあるとみて、原因の特定を急ぐ。焼け跡からはストーブやファンヒーターなど暖房器具が5台程度見つかった。現場では犠牲者を悼む人の姿もあった。

7人の遺体が見つかった福島県小野町の火災現場を調べる消防隊員ら(23日午前)=共同

7人の遺体が見つかった福島県小野町の火災現場を調べる消防隊員ら(23日午前)=共同

県警によると、焼失面積は全焼した塩田さん宅や倉庫2棟、周辺の民家や雑木林の一部など計約580平方メートルだった。

塩田さん方は4世代の9人暮らし。県警は、遺体は子供4人を含む連絡の取れない7人とみて、司法解剖で身元の確認を進めている。

火災発生後に逃げ出し無事だった塩田さんの妻(57)は、親族らと焼け跡から孫の写真やおもちゃを拾い集めていた。同県郡山市に住む男性会社員(40)は娘4人とともに手を合わせ、棒付きキャンディーを規制線近くの草の上に供えた。「ニュースを見て、娘がお菓子をあげたいと言ったので来た。同じように子供が多い家庭なので、人ごととは思えない」と声を落とした。

火災は21日深夜に発生。塩田さんと母サクノさん(81)、長女の美紀さん(30)、美紀さんの長男で小学3年の大輝君(8)、いずれも保育園児で次男の大翔ちゃん(6)、長女の李帆ちゃん(4)、三男の皐大ちゃん(3)の安否が分かっていない。〔共同〕

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