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東京医大の国際認定取り消し 評価機構、入試不正で

東京医科大の入試不正で、国際基準に基づいて大学医学部の教育を評価、認定する日本医学教育評価機構(JACME)は22日、同大の認定を取り消すと決めた。女子らを不利に扱う得点操作といった不正が、基準に適合しないと判断した。現在は同大以外に国内の28校が認定を受けており、取り消しは初めて。

国際基準はカリキュラムや学生の評価方法など複数の項目で一定の水準を要求。入試については選抜方法の明確な提示や客観的な判断を求めているが、東京医大は満たしていないと判断された。

同機構は世界保健機関(WHO)の関連組織、世界医学教育連盟(WFME)が定めた国際基準に基づき、認定する国内唯一の組織。認定は教育の質が国際水準に達していることを示す。東京医大は2017年4月に第1号として取得し、「世界に認められた証し」などとアピールしていた。

認定がないと、23年からは卒業生が米国の医師免許試験を受けられない。同機構の奈良信雄常勤理事は「不適切入試が取り消しの理由になると認知されることは抑止力にもなる」と話す。

東京医大から認定取得の再申請があった場合は評価方法を検討する。19年度以降の入試を適切に行った証拠を提出するなど、より客観的な説明が求められる。

日本の医学教育は独自のスタイルで発展してきた歴史があり、国際的な信頼を得るため同機構が17年度から認定を開始。臨床実習が見学主体から参加型に変わるなど、教育現場の変化のきっかけとなった。

機構は全国80の国公私立大などが会員となっており、数年内の全会員の認定を目指している。

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