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IHIのモザンビーク火発が完成、アフリカ本格進出狙う

IHIは22日、住友商事と共同で建設していたモザンビーク電力公社向けの火力発電所が完工したと発表した。IHIとして初のアフリカでの発電所案件だった。順調に工事が進み、従来得意としていた東南アジアや豪州から人口増加の著しいアフリカのインフラ市場に本格参入をめざす。

同国南部に位置する首都マプト郊外に、ガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)方式の出力11万キロワットの発電所を整備する計画で、16年に受注した。受注額は170億円。住友商事がコンソーシアムを主導し、IHIは「LM6000」ガスタービンを2基など主要機器を供給したほか、6年間の長期保守契約も結んだ。

モザンビークは世界屈指の天然ガスの埋蔵量があり、開発が進む中で経済成長が続いている。これまで同国北部には大きな水力発電所があったが、送電インフラが整備されておらず、ほとんど海外に売電されていたという。今回の発電所は豊富な天然ガスを利用し、マプト市街に安定的に電力を供給する狙いがあるという。

IHIは石炭火力用のボイラーなどを強みとしていたが、脱化石燃料の流れが世界的に強まり、火力発電事業の再構築を迫られている。ただ新興国を中心に安定性のある火力発電の需要は根強く、エネルギー効率が高いガスタービンを武器にアフリカなど新しい市場の開拓を進める考えだ。

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