みずほFGの新システム移行、2019年7月にも完了へ
みずほフィナンシャルグループ(FG)が新たな勘定系システムへの移行作業を2019年7月にも終える方向で調整していることが分かった。新システムへの切り替えは全9回に分けて実施しており、最後の第9回の移行作業は「19年度上期」としていた。
「平成」から新元号への移行作業などとの重複を避けるために、第9回を19年7月にも実施する方向で調整している。第9回はみずほ信託銀行の勘定系システム「BEST」で管理する口座データを新システム「MINORI」に移す予定だ。
みずほFGは18年6月から新システムへの移行を始めていた。すでに旧みずほコーポレート銀行の勘定系システム「C-Base」で管理する口座データや、旧みずほ銀行の勘定系システム「STEPS」で管理する口座データの一部などを新システムに移していた。
(日経 xTECH/日経コンピュータ 山端宏実)
[日経 xTECH 2018年11月21日掲載]