4大監査法人、18年度採用2%増どまり
合格者6年ぶり高水準も、「AI監査」にらむ
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4大監査法人のEY新日本、トーマツ、あずさ、PwCあらたの2018年度の公認会計士の採用計画がまとまった。4社合計で1000人を採用する見通しで、17年度実績に比べ2%増にとどまる。監査の現場ではルールの国際化対応などで人手不足感が強まる一方、中長期では人工知能(AI)の普及で大幅に人材を増やしにくい事情もあり、難しいかじ取りを迫られている。
金融庁の公認会計士・監査審査会が発表した18年の公認...