NTT西・ドコモ、関西で防災訓練 災害相次ぎ緊張感

NTT西日本とNTTドコモは21日、関西合同防災訓練を堺市で開いた。関西では今年、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、9月の台風21号などの災害で通信サービスが滞る事態が発生。これを受けて緊張感が漂うなか、孤立地区に災害対策機器を持ち込んでの通信機能復旧やドローンを使った電柱間の通信ケーブル張り直しなどの訓練を実施した。
ドコモ関西支社の高原幸一支社長は訓練に先立ち「今年の相次ぐ災害で備えが大事だと痛感した。関係機関との連携も重要になる」と語った。同訓練は今年で4回目。関西電力、陸上自衛隊、海上保安庁、日本赤十字社、堺市も参加した。