2019年6月25日(火)

NTTデータ、iPSスタートアップに出資

2018/11/21 16:38
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NTTデータは21日、iPS細胞を使って創薬研究などを支援するスタートアップ、iPSポータル(京都市)に出資すると発表した。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や人工知能(AI)に関するNTTデータの技術と、iPSポータルが持つiPS細胞の知見や顧客網を活用。製薬企業や大学の研究活動を支援するサービスを共同開発する。

iPSポータルが11月末に実施する第三者割当増資に応じる。ほかにレーザー加工機の片岡製作所(京都市)と香川証券(高松市)も参加し、総額は約3億円。内訳は明らかにしていない。iPSポータルは調達した資金を、iPS細胞で新薬候補の効果を試す受託サービスの強化などに使う。

創薬や再生医療の研究現場では遺伝子や細胞を扱う機会が増え、研究に関する膨大なデータをどう効率的に活用するかが課題になっている。NTTデータはデータ整備に関するコンサルティングやAIを使ったデータ解析などのサービスを手がけている。細胞関連の技術や研究機関との関係を持つiPSポータルとの提携を通じ、医療分野の顧客拡大につなげる。

iPSポータルは2014年の設立で、血液からiPS細胞を生成する技術を持つ。創薬支援や細胞の培養受託、培養技術の教育サービスなどを手がける。これまでに島津製作所エーザイ味の素など15社と京都府が出資している。

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