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リバネスがバイオ研究ふ化施設 浜野製作所も支援

スタートアップ支援のリバネス(東京・新宿)は20日、板金加工の浜野製作所(同・墨田)の敷地内にバイオ関連技術のインキュベーション(ふ化)施設を開設した。第1号として廃棄物処理向けに藻の活用技術を開発するガルデリア(東京・中央)が入居した。藻の処理や量産化に必要な生産設備の開発を浜野製作所が支援する。同施設では追加で3社前後のバイオ関連企業の入居を募る。

このほど開設した「アグリガレージ研究所バイオ&テクノロジー室」は浜野製作所の旧本社棟の3階に構えた。藻や細胞の培養装置など価格面でスタートアップ単体では購入しにくい機器をそろえ研究環境を整備した。月額約2万円から利用できる。アグリガレージ研究所の宮内陽介所長は「未利用資源を食糧向けに培養する研究などを進めたい」とした。

ガルデリアは強酸性や強アルカリ、高温・低温下など極限環境でも生き延びる特殊な藻の培養技術を持つ。この藻が金属に吸着する特性を生かして廃液浄化への応用を目指しているが、培養装置や浄化装置の開発が課題だった。浜野製作所のものづくり力を装置開発に生かす。

アグリガレージ研究所は同じ墨田区内に小規模な植物工場や土壌研究などの機能を備えたインキュベーション施設「プラント&フード室」を開設しており、新たにバイオ関連技術の研究機能を追加することで大企業も含めた幅広い需要に応えたい考えだ。

浜野製作所は独自にスタートアップのインキュベーション施設を構えている。これまでに風力発電のチャレナジー(東京・墨田)や分身ロボットのオリィ研究所(東京都三鷹市)などが"卒業生"として事業を成長軌道に乗せている。

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