匂いがでるVR、VAQSOがデバイス発売

2018/11/21 12:43
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米サンフランシスコを拠点に仮想現実(VR)デバイスを開発するVAQSOは21日、映像に合わせて匂いが出るVRデバイスを発売したと発表した。技術者向けに999ドル(税別)で自社サイトを通じて販売する。匂いは火薬や森、コーヒーなど15種類から選べる。視覚や聴覚だけでなく、臭覚も楽しめることでより臨場感のあるVR体験を提供できる。

開発デバイス「VAQSO VR」は高さ3センチの機器で、VRヘッドセットの下に装着する。デバイスには匂いの異なる5種類のカートリッジを搭載する。

利用者はヘッドセット内の画面に映るマッチを手で持って着火すると、火薬の匂いが自動的に出てくる仕組みだ。

デバイスには5種類のカートリッジがついている。匂い1種類当たり70ドルで追加購入できる。チョコレートやカレー、生臭い「ゾンビ」、花束などの匂いを用意した。

同社の川口健太郎最高経営責任者(CEO)は「ゲーム会社などで採用を見込んでいる。2019年には消費者向け製品として200ドル前後で提供できるようにしたい」と同日の記者会見で語った。

VAQSOは17年に設立。早稲田大学も出資するベンチャーキャピタル、ウエルインベストメント(WERU、東京・新宿)から累計80万ドルを調達している。

匂いデバイスの事業拡大に向けて、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)系高級香水ブランドを手掛ける調香師フランシス・クルジャン氏がVAQSOのアドバイザーに就任した。

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