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国内株式型10年間の運用成績(投信ランキング)

2018/11/26 12:00
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米国長期金利の急上昇や中国経済減速への警戒感から、国内の株式相場では不安定な値動きが続いている。ただ過去10年間でみると、国内の株式相場は2008年9月のリーマン・ショックの影響で大幅に下落したものの、12年12月のアベノミクス相場開始後大幅に上昇し、日経平均株価は10月末までの過去10年間で約2.5倍になった(図表1)。

そこで、日本株を投資対象とする追加型株式投資信託の長期の運用成績を調べた。10年間の騰落率ランキングの1位は「DIAM新興市場日本株ファンド」で、1635.87%だった。10年前に購入していれば、投資資金が約17倍になったことになる。

2位は「 SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」が803.66%、3位は「 J-Stockアクティブ・オープン」の772.57%だった。4位から10位までのファンドも10年間騰落率は600%を超えている(図表2)。

ランキング上位ファンドの投資対象銘柄をみると、主にジャスダックや東証マザーズなどの新興市場上場銘柄や中小型株を投資対象とするファンドが占めている。中小型株が大きく買われたことがプラスに寄与し、ランキング上位ファンドの運用成績はJPX日経中小型株指数を大きく上回った。

ランキング上位ファンドの特徴として挙げられるのは、個別企業の詳細な調査・分析に基づく「ボトムアップアプローチ」を重視している点だ。机上の定量的な分析だけでなく、多くの企業に面会し、銘柄選別に力を注いだ。愚直な運用へのこだわりが、運用成績の向上につながった。

(QUICK資産運用研究所 木下敏秀)

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