日産・ルノー統合、9月に議論 ゴーン会長逮捕で霧散
ゴーン会長退場 20年目の危機(上)
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日産自動車に激震が走った。会長のカルロス・ゴーン容疑者が19日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕され、親会社の仏ルノーとの「日仏連合」の要が突然退場する。一世を風靡したカリスマ経営者はどこで脱線したのか。グローバル再編の模範とされた自動車連合はどこへ行くのか。提携から20年目に日産ルノー連合を襲った試練を検証する。
「ルノーとの資本関係について今のままでいいのか。その議...

日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。