2018年12月14日(金)

タイ、18年の自動車生産210万台に目標引き上げ

自動車・機械
東南アジア
アジアBiz
2018/11/20 20:30
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【バンコク=岸本まりみ】タイ工業連盟(FTI)は20日、自動車生産の2018年の年間目標を前年実績比6%増の210万台に引き上げた。インラック前政権が12年に導入した新車購入奨励策の「5年縛り」が解け、タイ国内では車の買い替え需要が膨らんでいる。10月の生産台数も前年同月比21%増と好調で、5年ぶりの200万台超えが見えてきた。

8月に上方修正した目標から、さらに2万台積み増した。輸出向けは110万台で据え置いたが、国内向けを100万台に増やした。

タイの自動車生産が過去最高だったのは政府の新車購入奨励策で国内需要が急増し、約245万台を記録した13年。それ以降は200万台割れが続いてきた。18年は1~10月の累計生産台数がすでに180万台に達しており、200万台超えは確実となっている。

併せて発表した10月の自動車生産は、前年同月比21%増の19万7203台だった。単月の生産台数としては5年3カ月ぶりの高水準。公共投資の拡大や新型モデルの投入などを受け、国内向けが36%増と伸びをけん引した。輸出向けも東南アジアや中南米が伸び、8%増。タイでは乗用車としても使われるピックアップトラックを中心に生産が拡大した。

タイは日本メーカーの工場を中心に、自動車産業が東南アジアで最も集積している。生産した車の5~6割を東南アジアの他国や中東、中南米に輸出している。

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